耳を塞がないヘッドホン、骨伝導で“ながら聴き”に最適:海外ハードウェア最前線第42回


ソニーがこのほど発表した「N」は、耳を塞がずに音声情報を受け取れるウェアラブルデバイスです。肩の上に載せるだけで音を聞けるため、コードが絡まる煩わしさから解放されます。その上、耳を塞いで遮断しないことにより、周囲の音も自然と耳に入ってきます。近頃はこのように、従来と一味違ったヘッドホンを見かけるようになってきました。BATBAND(写真上)も、そんな耳を塞がないヘッドホンの1つです。

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BATBANDの場合、肩ではなく頭に装着し、頭蓋骨へ直接振動を送っています。この骨伝導システムを用いることで、ハイクオリティな音楽体験を実現させると共に、ユーザーは容易に周囲の音を聞き取れます。このような点は、ランニングやサイクリングなどの“ながら聴き”にとても役立ちそうですね。なお、一般販売価格は250ドル。Kickstarterでは既に82万ドルを調達しており、発送開始は2016年4月を予定しています。

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Avegant が開発したGLYPH は、ヘッドマウントディスプレイとして映像を、ヘッドホンとして音楽を楽しめる2ウェイ対応のデバイスです。前者の場合、GLYPHでは映像を網膜に直接投影、VRならではの臨場感を楽しめます。スマートフォンやタブレットで映像を視聴すると、映画館のスクリーンの画面サイズや画素数に比べ、どうしても物足りなさを感じています。その点、GLYPHは映画やゲームなどについては80インチのスクリーンを見た時の臨場感を実現しており、まさに自分専用のモバイルパーソナルシアターと呼べる存在でしょう。

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GLYPHはKickstarterにおいて150万ドルを調達、既に底堅い支持を集めています。人間工学に基づいたデザインは、快適な付け心地と近未来的なフォルムを構成。重量は約450グラム、バッテリーはフル充電で3時間持つため、日常的な移動時の利用ニーズには十分応えられるでしょう。なお、一般販売価格は699ドルとなっています。


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