ペットの健康管理、飼い主と二人三脚で:海外ハードウェア最前線第41回


運動、食事、睡眠など、日常生活の様々な情報を計測するデバイスが浸透しています。自分が持っていなくとも、知人がウェアラブル端末を装着していたり、店頭で目にする機会も多くなったことでしょう。そして、それらはもはや人間だけの話ではありません。米国では、飼い主がペットに掛けるお金は毎年500億ドルに上っており、その領域に特化したデバイスも質量共に豊富になりつつあります。

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Whistle Activity Monitorはペットの体調・行動をスマホで管理できるデバイスです。Whistleは24時間365日、ペットの健康状態を捉え、飼い主は気軽にスマートフォンでチェックできます。Whistleが捉えるのは、ペットの歩く時間、遊ぶ時間、寝る時間、飼い主と一緒に過ごす時間などです。「毎日1時間遊ぶ」などの目標を設定することで、進捗状況を管理し、習慣付けも行えます。

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Whistleを利用することで、ペットの1日のライフスタイルが可視化されます。マイルストーンを打っておくと、目標達成・不達成を通知することも可能です。また、専用アプリを用いれば、ペットとの特別な瞬間をSNS共有することも容易になります。Whistleの価格は79ドル、防水加工もされており、バッテリーはフル充電で約7日持ちます。なお、同社はWhistle GPS Pet Trackerという製品も提供しており、こちらはGPS機能でペットの行方不明を防ぎます。

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FitBarkはペット用のアクティビティトラッカーです。価格は69ドル。基本的な仕組みは、Nike FuelbandやFitbitなどのウェアラブルガジェットと同様です。FitBarkは10g以下という軽量さを誇りながら、3軸加速度センサーを備え、バッテリーは10日間持ちます。取得した健康データは、スマホなどで気軽にチェックできます。これらの基本機能に備え、FitBarkはユニークな特長を持ち合わせています。

それは人間のアクティビティとペットのアクティビティを比較できる点です。Nike FuelbandやFitbitなどと連携――、これらウェアラブル端末のAPIを利用して、人間とペット双方の健康データをFitBarkプラットホーム上で一元管理できます。つまり、飼い主とペットが二人三脚となって健康管理できるわけですね。一人では中々継続が困難なマラソンやダイエット。「愛するペットと一緒に頑張る」ということになれば、モチベーションを持続できるかもしれませんね。

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Petzi Treat Camは、餌やり機能が付いたペット専用ワイヤレスカメラです。飼い主は手元のスマートフォンを通じて、ペットとの簡単にライブ中継できるのに加え、その時ペットがカメラの周辺にいなくても“声”で呼びかけられます。その上、ペットが飼い主に対してリアクションを行った時、ワンタッチでご褒美(餌)をあげられます。ペットとのコミュニケーションを重視したい…、しかし仕事で自宅を離れがちな飼い主に対して、シンプルながらも“楽しい瞬間”を演出することでしょう。

6Petzi

価格は169ドル。スタイリッシュで丸みを帯びた可愛らしいデザインのPetziですが、そこは何が起こるかわからないお留守番役…、強い耐久性を誇っています。なお、ペットとのオンライン対話中にスナップショットやショートビデオを撮影でき、それらをSNSに共有することも簡単です。


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