盛り上がりをみせるVR、スーツ型デバイスや卵型コックピット:海外ハードウェア最前線第39回


Image by Maurizio Pesce

VR(バーチャルリアリティ)の雄「Oculus Rift」の製品版がついに予約受付を開始しました。議論の的となってたのがその価格――、アメリカ国内における販売価格が599ドル、日本から注文した場合には送料込で約9万5000円となります。ただ、専用コントローラー「Oculus Touch」(別売)を含め、その性能面には期待が掛かっており、アーリーアダプターを満足させるに十分なモノへ仕上がっているでしょう。高い価格帯についても、それゆえ理解の深いユーザー同士で色々な実験ができると考えれば、好材料になるかもしれません。

一方、HTCが2月29日にハイエンドVRヘッドセット「Vive」の予約受付を、Sonyが2016年前半に「PlayStation VR」の販売を開始します。個人的に注目していたオープンソース型VRヘッドマウントディスプレイOSVRについては、299ドルという手頃価格での発表がありました。ヒト・モノ・カネがうまく回り始め、エコシステム全体が一気に活気づいてきた感があります。そこで今回は、このほど発表されたVR関連製品について紹介していきたいと思います。

1Teslasuit

まずご紹介する「Teslasuit」は、電気刺激を全身に起こすことでゲームプレイに触覚要素を取り入れられるVRスーツです。例えば、相手プレイヤーに銃で撃たれたり、巨大な爆発に巻き込まれたり――、そういった感覚を今までにない次元で体験できます。なお、本製品はVRヘッドセットだけでなく、PlaystationやXboxといった既存ゲーム機にも対応していく方針です。Teslasuit は現在進行中のKickstarterプロジェクト、執筆時点では目標額25万ユーロに対して苦戦中なようですが、ぜひ成功してほしいですね!

2

Krush Technologiesの「Moveo」は、ヒト一人が搭乗できるゲーム用カプセル型コックピットです。VR内でのアクションと、搭乗機を支える大型ロボットアームが連動し、コックピットが全方向へ回転します。VR端末には Oculus Rift製を採用、体験デモには、“宇宙ステーションの爆発から逃げ出す脱出ポッド”が用意されました。テーマパークなどのエンターテイメント施設導入に期待が掛かる、大型製品ですね!


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